そろばん~子供(子ども)の習い事
そろばんは頭の中に計算機を入れるようなものです。
足す、引く、掛ける、割るということを、
ひたすらそろばんの盤を弾きながら体に覚えさせていくのです。
上達してくると頭の中にあるそろばんが
瞬時に動き、
あっという間に計算ができるようになります。
私もそろばん経験者で子供にもそろばんを習わせていますが、
そろばんは向き不向きというよりも、
好きか嫌いかに分かれるように思います。
そろばんの魅力に取り憑かれ
一日何時間練習しても苦にならないとい子もいますが、
手先が思うように盤を操れなかったり
集中力が持たなかったりして嫌になる子供もいます。
そんな嫌がる子供でも何とか継続して
珠算検定の3級、2級位まで取得するレベルまで行くと、
学校で出てくる計算問題にはまったく困らなくなります。
何より計算は日常でよく使うものなので、
そろばんをやっていて良かったと思うことはたくさんあるはずです。
そろばんは習い始めたら
少しずつでも毎日やると上達すると言われています。
それは、ピアノなどと同じように、
指でそろばんの盤を弾くという動作を
指先に繰り返しやることで覚えさせることと、
頭の中に計算が常にある状態に慣れるということだと思います。
そのため、ほとんどのそろばん教室が週3~5日通えたり、
4時間程ある授業の内何時間練習しても良いと設定されていたりします。
そろばんとは、ひたすら盤を弾いて
いかに早く正確に計算をしていくかということなので、
子供の集中力ややる気がそのまま結果につながっていきます。
優秀な生徒を輩出するそろばん教室には
共通するところがあります。
先生がとても熱心で子供の集中力や
やる気を出させることがとても上手いと言うことです。
教室の雰囲気はとても大切ですので、
自分の子供が集中して授業を行える環境にあるのか、
見学の時などに見極めることが大切です。