原因を探る

習い事を始めると、子供(子ども)が嫌がり出すこともあります。
嫌がり方が激しくなるようなら、原因を探りはっきりさせなければいけません。

しばらく休ませて様子をみるという手もありますが、
原因がわからなければ休むことが
効果的か逆効果かの判断もつきません。

まずは子供(子ども)に直接聞いてみるということになると思いますが、
原因が1つではなく積み重なっている場合、
子供はそれを親にうまく伝えることはなかなかできません。

先生に聞いてみたり、
同じ教室の子供に聞いてみても
原因がはっきりしない場合は、

しばらくの間
親の見学を許可していただいて、
実際に教室の様子を見てみるのが一番早いかもしれません。

もちろん子供を参加させた上での話しですが、
原因がはっきりしなくても、
教室の中での子供の状態を感じとることはできますし、

親がいることで少し落ち着いて
前向きな態度に変わるかもしれません。

子供が空手を習い始めて最初に嫌がり始めた時、
原因は何かと子供に聞いてみたのですが、
なかなかわかりませんでした。

しばらくすると、子供より2歳年上の子供が泣いていて原因を聞いてみると、
「号令を間違えると叱られる」と言っていました。

もしかして自分の子供もそれが原因なのかと思って聞いてみると、
あっさり「そうだ」と認めました。

息子はまだ小さかったので号令をかけることは無いのですが、
もし自分が号令をやれと言われて
叱られたらどうしようと思ったらしいのです。

それから家で号令の練習を何度もして、
ちゃんと言えるから大丈夫と励まし続け、
その件は落ち着きました。

習い事を始めて子供が嫌がり出すというのは、
習い事の最初の試練かもしれません。

親子で頑張る

小さな試練の山を何度も親子で乗り越えていかないと
習い事は続けていかれない
ので、
親子で頑張るしかないのです。



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