習い事 親の覚悟、子の覚悟
習い事を極めていくようになると、色々な問題が生じてきます。
練習時間が足りない、勉強する時間がない、睡眠時間が足りない、
友達と遊ぶ時間がない、他の習い事をやめなければいけないなど、
どれも親の心を悩ますものばかりです。
子供(子ども)も学校から帰ったらすぐ練習に行くようになるなど、
分単位の生活を送るようになり、
日々時間に追われるようになります。
子供の本業は学業ですが、
習い事も極めるようになると練習時間も長くなってきますし、
週末などに遠征や試合、発表会などがスケジュールを埋めて行くようになります。
日々、勉強→宿題→習い事→居残り稽古→自主トレ
などをこなさなければならないので子供も大変です。
また、極める域に達すると親や先生の期待も大きくなっているので、
子供が感じるプレッシャーも相当なものになってきます。
極めるという域に達するようになると、
練習もきついですが、始めた頃のような早さでは成果を表せないので、
モチベーションを保つのはとても大変です。
例えば昇級試験はある程度の早さで昇級していきますが、
昇段試験となると受けるまでに何年という期間が必要になることもあるからです。
子供が習い事を極める上で親のサポートは不可欠です。
スケジュール調整、体調管理、習い事への送迎(遅くなることが増えるので)、
諸費用の負担など、親がやるべきことも驚くほど増えていきます。