必ず訪れる習い事の停滞期

習い事を続けて行くと、避けては通れないのが停滞期です。

停滞期のほとんどが伸び悩みの時期でもあります。

初心者から始めた習い事も練習を続けていくと、
慣れてきて上達していきます。

子供(子ども)は、親が驚くほどの結果や成長を見せる時があります。

その反面、急な坂をかけのぼるように上達していた子供が
突然不調に陥ることもあります。

子供によったり、習い事によったり、停滞期になる時期はそれぞれです。

スイミングスクールなどでは、水を怖がる子供は停滞期が習い始めの方に集中します。

いつまでたってもバタ足ばかりで水中に顔付けが出来ない、
水中に顔をつけるクラスにあがれない、
長い距離を泳ぐことが出来ないなど、
水を怖がる気持ちが邪魔をして上達出来ないのです。

しかし、こういう子供は水が怖くなくなり水に慣れるようになれば、
急激に上達して上のクラスにどんどん上がることが出来ます。

必ず訪れる習い事の停滞期

評価されない、結果が出ないなどの理由で停滞期に入る子供もいます。

絵を描くことが大好きなのに賞に選ばれない、
昇級試験にパスできない、
試合の一回戦で必ず負けるなど、
子供なりに頑張っているのに評価がないことに落ち込み、
やる気が出なくなってしまうのです。

こういう子供は評価や結果が出るようになると、
俄然やる気を出して自信を取り戻します。

停滞期を脱するのには継続しかないのです。

嫌になったり自信を無くしてしまっても、
続けているからこそ停滞期をぬけて、
また上達することができるのです。

他の子供がどんどん上達するのに自分の子供が停まってばかりだと、
親としては情けないばかりですが、
子供の成長はまちまちなので、
親の方が先に諦めてやめさせてしまえば、
子供の可能性を狭めることになります。



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