絵画教室 体験談
泣き虫の息子は小さい頃から
絵を描くたびに泣いていました。
スイミングスクールなどで
水が怖いと言って泣くなら
理解もできるでしょうが、
自分が思うように
絵を描くことができなくて
2歳位までは
よく泣いていました。
2歳を過ぎる頃から
少し筋力がついて
自分が思うように
絵が描けるようになってから、
息子は絵を描くことが
大好きに
なりました。
太い線しか描くことができない
クレヨンは嫌いで、
きれいな線が描ける
水性ペンを好んで
描いていました。
水性ペンは
線が細いので
色を塗ることには
適していません。
色塗りをするようになってから、
息子の作品は
雑に描いているように見えて、
子供(子ども)にも
迷いが出ました。
そこで、
よい先生に出会えたらと思い
習い事として
絵画教室を探し始めたのです。
子供(子ども)が
通っている幼稚園のお友達に
絵画教室を
いくつか紹介されて
行ってみましたが、
指導方法などが
どれも息子には向いていないと感じ、
見つけられないまま
小学生に
なってしまいました。
息子に妹ができ
私が赤ちゃんを
抱っこして散歩している時に、
偶然近所に
新しくできた絵画教室を発見しました!
入口にチラシがあったので
持ち帰り、
書いてあった
ホームページにアクセスしてみると、
子供(子ども)達の
楽しい作品が載っていて
指導方法も魅力的でした。
すぐに1日体験に申込み
参加することにしました。
先生は
藝大出身の若い女性の先生で、
大らかさに厳しさも兼ねそろえた
理想的な先生
でした。
1日体験では
工作をしたのですが、
絵を見て欲しいというと、
個人の希望による指導も
してもらえるというので
通うことになりました。
絵画教室では
息子はひたすら
絵を描いてきましたが、
その頃取り憑かれたように
ホラーのような
血が飛び散るような絵を
描いていました。
私は少し心配になり
先生に相談してみると、
息子の絵は
子供が惹き付けられる絵で
絵画教室では
大人気なんだそうです。
そして、
息子は絵を描くことによって
自分の内面を
表現するタイプなので、
創作活動が
何よりのストレス発散になっている
と言われました。
血が飛び散るような絵を
とても好評価に受け止めてもらい、
親としては
安心しとても嬉しかったです。
そんな絵画教室も
他の習い事の影響でやめなくてはならない
危機がありました。
先生に
そのことを言いに行くと、
自分の教室じゃなくても良いから
息子には絵を続けさせて欲しい
と言われました。
その後先生とよく話し合い、
午前中の幼児クラスなら
通えるということになり、
幼児がワイワイ制作している横でも
集中できるように
息子専用の個室
を作っていただきました。
そのおかげで
続けてこられて、
今年で4年目の習い事になります。